<台風等の天災による遅刻や欠勤の扱いについて>

所長の北澤です。

先月の台風18号により静岡県民の多くの方や事業所様が被害を受けられました。
被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げますと共に、1日も早い復旧をご祈念申し上げます。

 

さて、今回の台風時に以下のようなお問い合わせを頂きましたので、ご紹介させていただきます。

 

Q:台風により会社自体は被災しなかったが、一部の社員が始業時刻に間に合わない、
   もしくは出勤できなかった場合、労務管理上の対処方法や給与支払いはどのように考えたらよいか?

 

A:天災によるものであったとしても、原則としては遅刻もしくは欠勤という事実が残ります。
   給与は原則として月給制の場合は遅刻や欠勤分を控除して頂いて構いません。
   ただし、仮に2時間遅れてきた場合は、始業時刻を振替えたという事にして、
   終業時刻を2時間遅らせて通常勤務とみなす事も可能です。
   また、今回の天災でJRが不通になったり、河川の氾濫等で道路の冠水が発生したように
   明らかに社員に責がないと思われる場合は、一定配慮をしていただいても問題ないでしょう。
   公共交通機関で通勤されている場合は、交通機関遅延の証明書を提出させたり、
   車両通勤でも明らかに通勤に支障があったと認められる場合は、
   事後扱いで時間単位や1日単位の年次有給休暇等で振替える事は可能です。
   社員の方も貴社との労働契約を果たそうとして、天災時に懸命に通勤されたのであれば
   心情的な事後配慮も、より良い会社づくりに繋がるかもしれませんね。

メンタルヘルス不調者対応基礎講座 第9回

青葉事務所のつぶやき

2019年

6月

05日

<法改正 令和1.6>

所長の北澤です。令和の元号となり、早くも1ヶ月が過ぎようとしております。
令和のお祝いが遠い昔のように感じてしまうのは私だけでしょうか?

 さて、参議院本会議にて5月29日に「女性の職業生活における活躍の推進に関する

法律等の一部を改正する法律案」が可決、成立されました。法律名を読まれてもあまりピンと

来ないかもしれませんが、実は以前から議論されてきた「ハラスメント対策の法制化」も

含まれます。

 

(1)パワーハラスメント防止対策の法制化 (通称:改正労働施策総合推進法)
   ①パワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置義務(相談体制の整備)を新設
   ②同じく、措置の適切、友好な実施を図るための指針の根拠規定を整備
   ③パワーハラスメントに関する労使紛争について、都道府県労働局長による

           紛争解決援助等、措置義務等について履行確保のための規定整備

(2)セクシャルハラスメント防止対策の法制化
    (通称:男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、(通称:改正労働施策総合推進法))
   ①セクシャルハラスメント等に起因する問題に関する国、事業主及び労働者の

           責務の明確化
   ②労働者が事業主にセクシャルハラスメント等の相談をしたこと等を理由とする
    事業主による不利益取扱い禁止

   ※パワーハラスメント及びいわゆるマタニティハラスメントについても同様の規定を

           整備大企業は令和2年4月1日施行で、中小企業においても令和4年4月1日に

           施行される見込みです。

 

様々な働き方改革が望まれる時代となってきております。
新しい「雇用」のカタチが求められていると考えます。
今までの「事業主と従業員」だけではない働き方をこれからも考えていきます。

〒421-0113 静岡市駿河区下川原4丁目6-9
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所長 北澤哲也:

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事務員(看板妻) 北澤宏美 、永島あかね

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青葉社会保険労務士事務所